クリスマスイブ

イブの24日、東京から帰ってきた娘を迎えに福岡まで出かけ、キャナルのクリスマスを見に行った。受験生の息子も当然のように?同行(苦笑)

今年はどんなイルミネーションだろうと、ステージで迫力あるコーラスを繰り広げるバンドの歌声に誘われて中央のサンプラザを覗いてみると、純白のでっかいオブジェが眼に飛び込んで来た・・・
クリスマスイブこのオブジェはキャナルで昨年に続き使用されている、オランダ人のプロダクトデザイナー、トード・ボーンチェ氏による「森のシャンデリア」

本年度のグッドデザイン賞を受賞したらしい。

トーンを落として撮影した左の画像の方が雰囲気が伝わるかな。

眼に飛び込んでくるのはエッジの鋭い純白の印象が強いのだが、本当はそれぞれにデザインされた自然のモチーフに微妙に映し出される影がすばらしい。日本に昔からある「切り絵」的な幻想を醸し出している。

受賞のポイントに「環境に配慮した演出」という点も含まれているらしい。なるほど、そういわれてみると、山のように電飾を施したでっかいツリーよりもよっぽど気が利いている。

これこそが「アート」であり、街に必要な「文化」にちがいない。


クリスマスイブさてと。娘はたまたま、息子はさっぱり(爆)で、お互い彼氏や彼女が居なかったのを喜んで良いものかどうかはともかく、久しぶりに家族4人水入らずで過ごすことが出来たクリスマスイブになった。

キャナルで食事するときは、安上がりで好き勝手に食べられる「クーリア」にいつも行く。バイキング方式でデザートも豊富。クリスマス時期にはネット割引は利かないようだったけど、それでも一人¥1,880。ドリンクバー¥260をつけても2,000円ちょっと。
** 後日修正:クリスマス期間は特別ディナーということで4人合計で11,000円とちょっとかかりました。

食べ盛りの高校生二人を連れて行くにはベストなお店だけど、さすがにこの日は周りはカップルばっかりだった(笑)

そうそう、機転の利くカミサンがあらかじめ予約していたから時間通りに入店できたけど、イブの夜、予約無しの人は入店不可か、かなりの時間待ち状態だった。25日に行く人は電話1本入れていたほうが無難だと思います。

我が家はクリスチャンではないけど、久々に家族そろって笑顔を見ることが出来た今夜は、貴方を思いだし神に感謝するよ、Ebenezer Scroge★クリスマス・キャロル(Charles John Huffam Dickens)


トード・ボーンチェ [Tord Boontje] Official Site
[http://www.tordboontje.com/]
1968年オランダに生まれ。オランダ人の父とスウェーデン人の母を持ち、オランダに育つ。1991年、オランダのアイントフォーヴェン・デザイン・アカデミーを卒業後、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。娘の誕生を機に、2001年《ウェンズデー・コレクション》を発表。
その後、ランプシェード《ガーランド・ライト》《ミッドサマー・ライト》《ブロッサム・シャンデリア》で注目を集める。2004年に発表したモビールのような照明シェード「ミッドナイトサマー」が世界的なヒットとなった。
刺繍やシャンデリア、リサイクル品に着想を得るなど、独自の作風を確立し、日本でも高い人気を得ている。現在は、フランスの田舎にスタジオを移転、そこから世界に向けてプロダクトを発信している。
キャナルシティ博多
[http://www.canalcity.co.jp/]


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