カフカ短編集ブログの更新がが滞っております(苦笑)

2月で撤退が決まっている井筒屋久留米店で「JR鉄道忘れ物市」なるものがあっていた。実は滅多に行く機会がない井筒屋なんだけど、時間を見てカミサンと出かけてみる。

6階に催事場が設けられ、いろんなものが展示してある・・・けど、どっちかというとバッタものの販売と抱き合わせみたいな展示。もっとたくさんの「忘れ物」が並べてあるかと思っていたが、想像と違った。

ひととおり見て廻ると、奥に古本コーナーが。全部100円(笑)

せっかく来たのでなんか買って帰ろうと見回すと、岩波文庫の「カフカ短編集」が。カフカなどずいぶん長いこと読んでいない。短編集に修められた20編の最初の1編「掟の門」をさっと読んでみた。これは別の訳では「道理の門」とかだったと思う。

う〜ん・・たぶん40年くらい前に読んで以来だな。だいたい、ずいぶん時間が経って読み直すと別の見方や新しい発見があることが多いけど、カフカはやっぱりカフカだった。この人は凄い。

薄っぺらな書評はカフカには似合わないので、何も書かないことにします。

■Franz Kafka (1883-1924)


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