このトシになると、組織だった会社員でもない者にお呼びが掛かるセレモニーと云えば、もっぱら法事がらみばっかり。黒服のポケットにはいつも数珠を入れっぱなしという状態だが、久しぶりに結婚披露宴への招待状が届いた。
発心コンサートや水の祭典でお付き合いのあるMC稼業のハラクン。新婦も同業のMCさんだ。黒服と云うわけにもいかないので、以前買い込んでいたタキシード風のスーツで出かける。
会場は佐賀にある「マリトピア」に新設された「アンフィル」という今風の個別会場。出来てまだ1ヶ月という事で重厚さはないけどお洒落な雰囲気で綺麗なホールだった。席次表に従って会場に入ると何と新郎新婦のすぐ前。まあ、一緒に出席した発心組をひとまとめにするとこう云うことになったのかも。
披露宴はMC稼業の二人らしく、司会は別にいるものの、マイクを持って喋りながら入場というけたたましいというか、ハラクンらしい演出だった。
テーブルに置いてあった席札は「愛のスコール」をスタンドにしたもの。オッチャンたちにとっては洒落っ気があるが、若い人には意味不明。司会が一生懸命説明してたけど伝わったんだろうか。
乾杯後、オッチャンたち中心のこのテーブルは早速スタッフに頼んで焼酎のボトルと水割りセットを持ってこさせる。担当スタッフが快く?応じてくれたが、2Lのペットボトルに水道水を入れてきたのには驚いた。それはともかく、いいのか?と笑いあいながら早くも開始30分で宴会状態(苦笑)
ところで、この会場は全館禁煙。特にこのテーブルはみんな頻繁に外に煙突を立てに行く始末で、披露宴の最中誰もいなくなることも。今時化石人種らしいことは承知しているが、ハラクン、許してくれ。
合川のホテルを閉館するまで、数百組の新郎新婦を送り出してきた。それまでの型どおりの披露宴を一から作り替え、如何にみんなが楽しめるかということに心を砕き、アイデアを実践してきたが、確かにやり尽くした感を今更ながらに思う。あの頃、斬新で奇抜だった披露宴の様々なアイデアは、今や普通に何処でもやるようになっている。
もし、いつか再び披露宴の演出を手掛けることがあったなら、たぶん、こんなに全員を集中させて盛り上げようと云う演出にはしないだろうと思う。二人が全てのゲストとちゃんと挨拶や話が出来る時間だけをつくって。あとは、思い思いにパーティを楽しめるような、ゆる〜い演出を考えたいかも。
ま、そんなことは当のお二人さんには何も関係ない。この日も佐賀の地元K氏の歌あり、バンド演奏有りとなかなか盛り上がった披露宴だった。料理も良かったですよ。まあ、3時間オーバーはちょっと疲れたが。
ハラクン、末永くお幸せに。今日はご招待いただきありがとう、今後ともよろしくお願いいたします。
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