Newton 今年みた実際の初夢は、やけに現実的な日常混じりで残念ながらあまりイイカンジではなかったが、雑誌Newton2月号の記事が結構面白かったので、少々浮き世離れした夢物語でも。

【初夢 その1】「宇宙は二次元の球である」

「宇宙に果てはあるのだろうか?あるならその先はどうなっているのだろうか?」
「一体どうして今の宇宙が出来たのだろう?」

こんな疑問を子どもの頃に持ったのは、みんな同じだと思う。小学校5〜6年の頃天文学に没頭していたわたしは、いつもそんなことを考えていた。

今や記憶もハッキリしないが、多分中学の頃だったか「宇宙は二次元の球である」というコトバをなにかで読んだのか見たのか、ハッとして妙に納得した覚えがある。なにかというのはアインシュタインに関する本だったのか、誰かの話だったのか、はたまた手塚治虫だったのか・・とにかく、平面的な理屈ではなくそう考えればスッキリすると目の前がパッと開けたような気になったんだ。

時間を別にすれば今の世界は「縦・横・高さ」の三次元世界だが、高さを無視した二次元世界を想像してみる。これを例えば地球上のような球体においてみると地球の果てを求めてどんどん進んで行っても果てはない。そう、いつかもとの位置に戻ってくる。

これを現実の三次元世界に同様にあてはめてみると、そうか宇宙はこうなっているんだと、ものすごく納得できた。この「宇宙は二次元の球である」というアイデアは、本当は必ずしも戻ってくると云うわけではないのだが、そう考えると少なくとも「果て」という概念が無くなるのだ。

ピタゴラスセオリーは知っていても、リーマン幾何学どころか「幾何学」というコトバすらよく知らなかった頃の話だ。三角形の内角の和は必ずしも180度ではないかも?と考えると面白かった。

まあ、典型的な?夢想少年だったわけだが、今にして思えばこれが相対性理論や多元宇宙の問いへの入口だよね。

今のところ、宇宙の大きさは約137億年とされている。これは観測できる範囲(太古の光が届く範囲:宇宙背景放射)での話なわけで、宇宙が膨張しているのなら実際、今の時点ではもっと遥かに大きいことになる。風船のように破裂していなければね(笑)

でも、この尺度(光の早さや距離)すら今の四次元世界でのものでしかなく「宇宙は二次元の球である」のなら、もっと違う物差しでしか測れないだろう。

・・・あれからもう40年以上経つが、今こうして考えているということは未だに夢想少年の域を出ていないって事なのかも知れないなあ。


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