みやす 18日は久高大同総会。同日夜には49年卒の学年同窓会も開かれた。

今年の大同総会の幹事は52年卒だったが、今年度担当のクリーンヒットは大同総会に久高前の駄菓子屋「みやす」のおばちゃん二人を招待したことだ。

久高生御用達のこの駄菓子屋「三安」は残念ながらもうすぐ閉店が決まっている。本当は8月いっぱいと云うハナシだったが、タバコの在庫調整でたぶん9月くらいまでになりそうだ。

大同総会のコメントで紹介されたみやすの歴史を初めて聞いて驚いた。なんと創業75年にもなるのだとか。今のおばちゃんたちの祖父の代、昭和12〜13年頃から商いがが始まったらしい。民間で商いに身を置く者としては、75年という歴史の凄さは尊敬に値する。代々続くということの重さは十分理解できるからだ。

私が現役の高校生だった頃には、毎日のように寄り道していた学校入口のこの店に加え、学校内にも文具などの売店があった。永い間、久高生のための大事なお店だった。

その後、学校内の売店は廃止されたが、幸運にも息子が久高に通うようになり、おばちゃんたちには親子二代でお世話になった。

  年々歳々花相似
  歳々年々人不同

2年前、私たちの学年が同窓会を担当したときテーマにした劉希夷:代悲白頭翁の漢詩の一節。諸行無常、時の流れは留められぬが、今も昔とほぼ変わらぬデザインの制服に身を包み、後輩たちが門を行き交っている様は、瞬時に青春の情景を思い起こさせてくれる。

不思議なことに、こっちが紅顔の○少年から白髪混じりの良か「おっちゃん」になっても、おばちゃんは今も「おばちゃん」だ(苦笑)

おばちゃん、永い間ほんとうにありがとうございました。これからもお元気で。

どれ、久しぶりにタバコでも買いに行くかな。


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