005

実は今だにグラフィックの製作は、主に旧MacOS、Illustrator5.5でやっている。製作に必要な環境はこのバージョンで完結しているからだ。おまけにソフト本体は2.5Mbしかない。CS5のIllustratorが225Mbなので、何と1/100サイズ !(笑)

旧MacOSは今のOSXとはメモリー管理が違うので、これに充てられるだけメモリーを充て、G4 Macで動かせば、羽のように軽い作業環境となる。それに30年以上も使い続けているので、左手はほぼ必要なショートカットを覚えていて、ストレスがない。

ところが、PhotoShopは違う。最新のバージョンで桁違いのメモリーを積んでいる最新の環境での作業にはクラシックは太刀打ちできない。そう、PhotoShopは新しければ新しいほど優れている。

ということで、わたしの環境では轟沈したPhotoShopCS5は潔く諦め、CCへと移行。他はいらないので最低料金の980円/月で使用開始。特別高いとは思わないのだが、料金ではなく、そもそもCCへの移行を長い間ためらっていたのは「借りる」使用料を払い続けるというシステムだ。

巷では、今やシェアビジネスが大流行り。所有せずに必要な時に借りて使うというライフスタイルがもてはやされている。

ワシは、嫌だ。

それがソフトであれ、クルマであれ「愛機」であり「愛車」と付き合いたい。手入れもするし、必要なら修理もする。古い人間なのかも知れないが「愛着」って大事な感覚ではないかと思うけどね。モノに対してこんな感情を持つのは日本人的なのかもしれないけど、カンペキなモノだから好きになるのではなく、長く付き合っているからこそ愛着がわく。欠点や欠陥は織り込み済みだ。

今やライバルもなく、DTPの世界の覇者であるAdobeさん、素晴らしい製品を提供していただける会社だと思っていますが、少々高くてもいいので「買える」という販売パターンを復活していただけないものか。「借り物」には愛着の湧きようがない。



Clip to Evernote mixiチェック