広場のあゆみ (1)2002年3月〜7月※申請準備から開所式まで

広場のオープンまでは実際、とても大変だった。まず「アンビシャス広場」などという他県にもないまったく新しい概念を地域の方に理解して貰わなければならない。もともと、学校が完全週五日制になることを受けて、元校長の岸川先生と土曜日の対策を講じ始めたのがきっかけだった。

公民館長に働きかけて、まずは地域の自治会や各団体の総会に片っ端からおじゃまして、広場への理解と、同時にボランティア参加を呼びかけて廻った。これが1ヶ月近く毎日のように続いた。

その後開所日を週4日と決め、活動開始。学校の先生達の協力で何かイベントをするときには子どもは集まるが、平日はなかなか集まらない。大人もそうだけど、まず子供達にもアンビシャスとはどんなことをするのか理解が進まない。今まで聞いたこともないことだからしょうがないといえばしょうがないけど。

どうにかこうにか開所式までこぎ着け、夏の学校キャンプを企画して、大勢の子どもが集まり、また地域の方にも夜警などの協力を得ることが出来るようになった。

久留米の夏の一大イベント「水の祭典久留米まつり」に参加。たぶん、この年にまつりに参加した団体で最も大人数だったのではないだろうか。この日に合わせて、県から頂いた予算などを活用し、子供達全員にハッピを製作、印象は強烈で、喝采を浴びる。
その後子供達は地元のまつりや秋の運動会にもこのハッピを着て演技。やはり、多くの地元に人への強い印象は、このハッピとともにアンビシャス広場がイメージづけられたようだ。子供達の頑張りと合わせて、とても効果的なパフォーマンスだった。


しかし、その後も平日の活動は限られた子供達しか集まらず、校長は夏休み中、開所日に合わせて広場へ出勤。この頃は私もまるで小学生のように学校へ通った。当時会長を務めていたおかげで、PTAの役員さんたちも右へ習えで足繁く学校通いが続いた。

試行錯誤が続く・・・


●あいかわアンビシャス広場の歩み 2002年3月〜9月※申請準備から開所式まで

■3月
11日 第1回合川校区学校週五日制検討委員会 学校より校長・教頭、PTAより会長・副会長、地域より公民館長以下数名参加で2002年度からの学校週五日制に対する検討を始める。
子供達の選択肢のひとつとして、土曜日の学校開放実現への方策を検討する。
昨年・一昨年の「合川ふれ愛文化祭」の実績(昨年は延べ2000人を動員した)により、地域からのゲストティーチャーについては、協力を得ることは出来るかもしれないが、単発のイベントではなく、年間を通じたルーチンな取り組みと云うことになれば、さらに地域の理解を得る必要がある。
3月〜4月には地域の各団体の総会が連日行われるので、まずはそこから協力の呼びかけをすることに決定(汗)。
今年度の委員長はPTA会長が務めることに決定(大汗)。

24日 下弓削地区総会出席
・15:15〜下弓削公民館 これより各総会へおじゃまさせていただき、各地域の方への協力呼びかけを逐次行う。
出席はPTA会長・副会長と校長・教頭。

25日 老人クラブ定例会
・10:00〜合川公民館 協力呼びかけ

30日 朝妻地区総会
・19:00〜朝妻公民館 協力呼びかけ

30日 東合川団地総会
・20:00〜東合川団地集会場 協力呼びかけ

■4月
2日 自治会長月例会
・13:00〜合川公民館 協力呼びかけ

7日 市ノ上地区総会
・10:00〜市ノ上公民館 協力呼びかけ

7日 和泉地区総会
・14:00〜和泉公民館 協力呼びかけ

11日 朝妻老人クラブ総会
・11:00〜朝妻公民館 協力呼びかけ

16日 合川小学校PTA役員会
・役員会にて、PTA予算の一部を学校週五日制対策費として計上することを決定。理事会に上程する。

18日 婦人会
・10:30〜合川公民館 協力呼びかけ

19日 枝光老人会
・10:30〜合川公民館 協力呼びかけ

20日 久留米つつじマーチ参加
・かねてより準備をすすめていた、第5回久留米つつじマーチへ参加する。小学校では6年生全員が20kmコースを完走。素晴らしい!
親父の会、PTAも個別に参加する。

21日 和泉老人クラブ総会
・和泉公民館 協力呼びかけ

22日 合川子供会連合会総会
・19:30〜合川公民館 協力呼びかけ

23日 合川小学校PTA理事会
・学校週五日制対策費を予算の中に組み入れることを審議・可決、総会へ提出する。

24日 各種総会複数出席
・10:00〜合川公民館 協力呼びかけ。この日は人権啓発推進協議会他複数の総会が午後まで続き、それぞれ手分けして出席。

26日 ふれあい総会
・10:00〜合川公民館 協力呼びかけ

?日 アンビシャス広場申請の検討
・県のアンビシャス広場事業申請の検討を始める。これまで計画していた土曜日ごとの、学校開放に加えて、平日の子どもの居場所として公民館の一室を開放すべく、さらに検討する。
4月一杯で、一通りの地域の各総会へ協力お願いに廻ったが、まだ「なんばすっとの?」という質問が多く、全体的に協力しようと云う雰囲気で、大変心強い言葉も戴いたが、具体的な企画を急ぐ必要があると感じた。

■5月
4日 あいかわアンビシャス広場事業申請書(案)
・アンビシャス広場事業申請書の原案を作成する。

6日 第2回合川校区学校週五日制検討委員会
・これまでの学校週五日制検討に加えて、アンビシャス広場事業へとステップアップを計り、さらに具体的な目標へ向けて、各委員の励みになることも視野に入れて申請書提出を決定する。
さらに、これまでの組織を強化、広場委員会、推進員、ボランティアの役割分担を決定する。平日の公民館開放も協力いただけることに。
以後、会議名称を「あいかわアンビシャス広場委員会」とする。

7日 合川小学校PTA役員会で検討
・PTA役員会で、まず土曜日の具体的な活動について検討を深める。

9日 合川小学校父母教師会総会
・合川小学校父母教師会総会において、学校週五日制に対してPTAの予算に組み入れることを審議可決。

10日 アンビシャス広場事業申請書提出
・あいかわアンビシャス広場事業申請書を提出する。

15日 第1回あいかわアンビシャス広場委員会
・公民館での居場所づくり事業と土曜日に学校を開放しての、イベントについてスケジュールと具体的な運営方法を検討する。

20日 あいかわアンビシャス広場 インターネットウェブサイトをオープン
・ホームページを公開。印刷媒体は費用が懸かるので、予算が確定するまでは、このウェブサイト、学校通信、掲示板などの利用でスケジュールや子供達へのアンケートなどの充実を計る。

25日 あいかわアンビシャス広場イベント
・フライングディスク大会 講師3名を招いての、フライングディスク大会。参加した子ども87人。大人約25人。体育館が狭く感じるほどの大人気ぶり。

27日 あいかわアンビシャス広場委員会
・フライングディスク大会の反省と今後のイベントの検討。子供達からとったアンケートを元に、今後の事業を検討する。芋植え、ソフトバレー、基地づくりなど、多彩なイベントプランが上がる。広報手段としての掲示板の制作を急ぐように。パソコンと図書館開館は、手分けをして毎週行うように検討。

■6月
1日 芋植え
・地元の枝光活性化委員会の協力で芋の苗を植えた。

10日 サマーフェスタあいかわ21会議
・校区の夏祭りにアンビシャスやるキッズも出演決定。

12日 アンビシャス掲示板打ち合わせ
・学校玄関に広報掲示板の設置を決定。

15日 ロープ結び教室
・ボーイスカウトの協力でロープ結び教室を行う。

17日 第3回あいかわアンビシャス広場委員会
・夏のキャンプの企画について意見調整。

22日 親父の会
・キャンプの夜警などについて、親父の会に協力要請。ソフトバレー

29日 フライングディスク

30日 学校玄関にアンビシャス掲示板設置

■7月
3日 第4回あいかわアンビシャス広場委員会

5日 PTA役員会

6日 筑紫駅へ線路の枕木取り
・学校キャンプのキャンプファイヤー用の枕木を西鉄筑紫駅まで譲り受けに行く。芋畑の草取り

8日 アンビシャス広場事業説明会
・筑後市南筑後教育事務所にて、県の事業説明会が行われる。

9日 PTA役員会
・小学校初の学校キャンプへ向けて、綿密な打ち合わせ。

10日 アンビシャスよさこい練習開始
・昨年に引き続き、水の祭典久留米まつりへ出演を決めたが、今年は「あいかわアンビシャスやるキッズ」として、ハッピを新調することに決定。

13日 アンビシャス開所式
・学校キャンプ

17日 アンビシャスよさこい練習
・第5回あいかわアンビシャス広場委員会 開所式・学校キャンプの反省会

19日 アンビシャスよさこい練習

20日 ビデオ鑑賞会

22日 地域懇談会後、アンビシャス運営会議 今年は各地域事の分散開催ではなく、全体会議としてアンビシャス事業への理解を得ることに努める。

27日 基地づくり

30日 料理教室

■8月
3日 久留米まつり前夜祭
・今年踊り指導を得ていた「ばんどわごんODORI隊」のチームに合流して、東町公園前夜祭に出演する。

4日 水の祭典久留米まつり
・昨年に引き続き、水の祭典久留米まつりへの連続出場。総勢130名。

6日 アンビシャス運営会議

9日 木工教室

17日 サマーフェスタ合川出演

24日 親子草取り

27日 第6回あいかわアンビシャス広場委員会
・広場委員会構成を改革、冬時間対策で平日の広場開所を学校運動場、合川幼稚園運動場へ移す

■9月
3〜5日 フライングディスク
・今月から、冬時間対策として、平日の広場開所も小学校に移したため、学校グラウンドを使用した野外活動を取り入れる試みを始める。

8日 合川校区運動会

10〜12日 虫取り
・校庭で虫取りを行う

17日 アンビシャス研修会(他地域への視察)
・アンビシャス広場事業としては1年先輩で、学校の規模なども似通っている、小郡小学校へ地域とPTA合同での視察を行った

17〜19日 竹細工

25日 第7回あいかわアンビシャス広場委員会
・あいかわアンビシャス広場広報誌第1号発行 「アンビシャス広場かわらばん」としてタブロイド版4ページカラーで発行。以後、縮小して毎月発行の広報誌とすることを決定

29日 合川小学校運動会



あいかわアンビシャス広場かわらばん【ARCHIVES】




広場の子供達の様子を伝え、地域の方々の協力やご理解を得易いようにと、開所以来毎月1200部(小学校在校生全所帯配付+校区回覧板/Tabloid版 2 page)発行、同時にネットでPDF版を発行してきました。

おかげで地域の方に「アンビシャスとはなんぞや?」的な認識から「子どもば遊ばせる広場」くらいには、少しづつ理解してきていただいていると思います。

2004年は予算の都合&私の時間不足から、満足に発行できませんでしたが、今後も各学期に1号づつは発行していこうと思っています。

最近は物騒な世の中ですので、これまでは各号PDFをフリーでダウンロードできるようにしていましたが、今後はご希望があるところに送らせていただくようにいたします。保護者の方、また教育関係者の方等でご希望があれば、ダウンロードデータを送りますので御連絡ください。

PDFファイル希望など連絡先
あいかわアンビシャス広場


2005年3月号 PDFFile size 2Mb
※Tabloid.4page
・子どもとあそぼう/青少年アンビシャス事業表彰式/協力していただいた方々.etc...

2004年4月号 PDFFile size 1Mb
・とっぴんしゃん/卒業生へ/新1年生へ.etc...

2004年3月号 PDFFile size 1Mb
・ネイチャーゲーム/春夏秋冬/三村先生から

2004年2月号 PDFFile size 1Mb
・さぎっちょ/料理教室/こどもたちの声.etc...

2004年1月号 PDFFile size 1Mb
・クリスマス会/ネイチャーゲーム秋編/映画鑑賞会.etc...

2003年12月号 PDFFile size 1Mb
・合川ふれ愛文化祭/空き缶拾い/バドミントン.etc...

2003年11月号 PDFFile size 1Mb
・あいかわウォークラリー/ランプシェイド陶芸〜/手品・腹話術.etc...

2003年10月号 PDFFile size 1Mb
・水の祭典久留米まつり/料理教室・みそづくり〜/囲碁・将棋.etc...

2003年8-9月号 PDFFile size 1100kb
・学校キャンプ特集

2003年7月号 PDFFile size 812kb
・親子で楽しむ音楽会/プールで魚つかみ.etc...

2003年6月号 PDFFile size 820kb
・ネイチャーゲーム/春編/高良川ゴミ拾い.etc...

2003年5月号 PDFFile size 816kb
・アンビシャスファーム/久留米つつじマーチ/子ども会に入ろう!etc...

2003年4月号 PDFFile size 536kb
・プールで魚釣り/料理教室etc...

2003年3月号 PDFFile size 952kb
・人形劇観劇会/自転車競技etc...

2003年2月号 PDFFile size 760kb
・さぎっちょ/クリスマス会etc...

2003年1月号 PDFFile size 510kb
・大型ブラックシアター/プールで魚釣り/親子清掃.etc...

2002年12月号 PDFFile size 687kb
・合川ふれ愛文化祭/桑野先生講演会/絵本大好き会.etc...

2002年11月号 PDFFile size 513kb
・コスモスまつり/竹細工/虫取り.etc...

創刊号(2002年10月) PDFFile size 1.5Mb
※Tabloid.4page/Color
・学校キャンプ/広場開所式/水の祭典.etc...

イワイスポーツサイクル

「トライアスロン・ロードのメッカ」という謳い文句に違わず、サイクルスポーツをやる者にとっては有名な自転車屋さんだ。地元よりどちらかというと広く県外でその名が知れ渡っている。先月リニュアルオープンし、ショップが広く、明るくなった。

店内にはTREK・COLNAGO・PINARELLO・LOOK...海外の一流ブランドバイクがずらり勢揃いしている。他にも最近復活してきたリカンベントやフォールディングバイクもPEUGEOT・r&mなどカラフルなバイクが盛りだくさん。見ているだけでも充分愉しい。

トライアスロンという競技がまだ日本であまり認知もされていなかった1982年、「久留米トライアスロン」といういわゆる「草」レースが始まった。作り上げたのはイワイを初めとする地元の草アスリート達。有名な「アイアンマンハワイ」が始まった1978年からわずか4年後だ。如何に真摯の徽章に富んでいたかわかろうというもの。

以来、この久留米トライアスロンは約20年間続き、その後は現在行われている「筑後川トライアスロン大会」へシフトしていった。いづれも地元アスリート達のボランティア精神によって支えられている。同大会は今年で6年目になるが、毎年300人以上の選手が参加する人気大会だ。

イワイさんとどっぷり付き合うようになったのもこの頃からかなあ。御世話になっています。

ショップに出入りするお客さんも個性派ぞろいだ。トライアスロンの「スーパーマンクラブ」、ロードの「パラボラ」と二つの主宰するクラブチームの他、チームスクバロなど様々な仲間たちが集う。それぞれに練習会などの活動も盛んで活気がある。

さて、明日は宮古島で第21回全日本トライアスロン宮古島大会がある。イワイさん率いるスーパーマンクラブなど久留米からも多数の選手や応援団が昨日宮古入りした。イワイさんの処のブログでレース速報を見ることが出来そうだ。お天気も良さそうだし、ぜひみんな頑張ってほしいね。


イワイスポーツサイクル
http://iwaisport.com/
イワイスポーツサイクルマップ

livedoorMAP
福岡県久留米市野中町

イワイスポーツBLOG〜宮古島大会速報
http://blog.livedoor.jp/iwaisport/
第21回全日本トライアスロン宮古島大会公式ページ
http://www.miyako-net.ne.jp/~strong/
筑後川トライアスロン大会
http://seagulls.co.jp/triathlon/
久留米トライアスロン第21回大会
http://iwaisport.com/triathlon/21th/21th.html

ブログのカスタマイズ(5)バナーの貼付

暇つぶしに、またまたブログのカスタマイズ(苦笑)

*copyright
今回はちょっとあそびでサイドバーの下部に「made on a Mac」のバナー貼付。このバナーはアップルのサイトから貰ってこれる。要するにアップル製のハードやソフトを使ってサイト構築するところには自由に貼れると云うわけだ。細かい規制もあるので、詳しくはアップルのサイトを見てください。

サイドバー最下部には通常「powered・livedoorBlogのロゴ」と「syndicate」と「このBlogをチェッカーズに追加」と「このBlogをリーダーに追加」とが並んでいる。この上の部分の「カテゴリー」や「アーカイブ」などは左詰めなのだが、「powered」以下は幅117pixlでセンター揃いになっている。ここがちょっと気にくわなかったので、バナー貼付のついでに全部左揃えを試みてみた。

そんな細かいところを・・とも思うが、そんな細かいところにこだわるのがデザイナー流(笑) 簡単に出来ると思っていたら、意外と骨を折ってしまった。

そのままHTMLを加工すると、blog本文の処までビロ〜〜ンとはみ出してきてしまう。結局、テーブルタグを組み直して狙い通りにおさまった。HTMLが分かる人はトップページのソースの下の方を見てもらえれば分かります。

しかし!どうやら「powered・livedoorBlogのロゴ」と「syndicate」はcssとHTMLだけを触っても変更が効かないようになっている。マスターのxmlをさわれないと難しいかも。

そりゃ、看板だからこれを外すというのは御法度だろうけど、置場所くらい変えられないものかと思いますが、どなたかやり方をご存じなら教えてほしいね。


アップルWebバッジ
http://www.apple.com/jp/about/webbadges/
*copyright : Mac and the Mac logo are trademarks of Apple Computer, Inc., registered in the U.S. and other countries. The Made on a Mac Badge is a trademark of Apple Computer, Inc., used with permission.
(Mac、Macロゴは、米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。Made on a MacバッジはApple Computer Inc.の商標であり、同社の許可により使用しています)

内田勘太郎

残念ながら今回はウチ(シーガル)ではないが、まもなく行われる大好きな内田勘太郎のLIVE情報をちょこっと。

内田勘太郎 SOLO LIVE in KURUME vol.2
・DATE. 2005.4.22(FRI) Open/18:00 Start/18:30
・TICKET. reserve.3,000 yen doors.3,500 yen(with 1 drink)
・イズミホール(IZUMI Hall)久留米市六ツ門町(泉屋酒販(株)本社ビル3F)
livedoorMAP[地図]
・INQUIRY Phone.0942-32-7111
・Opening Act:TOMO 小雪
・Produce : 久留米勘太郎会
・E-MAIL : info@tarzan-sound.com

内田勘太郎との最初の出会いは、199x年(はっきり覚えてない)にウチのホールでやった憂歌団のライブだった。PAは日田のT氏だったのかなあ。憂歌団は高校時代から仲間内では、はや伝説のバンドと化していて、大ヒット即放送禁止歌となった「ビルのおそうじおばちゃん」他、様々な楽曲を雑誌のコード進行付き譜面を横目にギター弾きながら唄っていた。そういや、ブルースのコード進行なるものを漠然と気にし始めたのもこの頃だったなあ。

当時の憂歌団はどちらかというと勘太郎よりはボーカルの木村クンの個性が強烈で、とっかかりはやっぱり「ゲゲゲの鬼太郎」のあのしゃがれ声だった。勘太郎の存在を知ったのは、憂歌団をある程度聞き込んでからだったと思う。

「憂歌団にはすごいギタリストが居る」

何でウチのホールでやることになったのかもはやよく覚えていないが、話が来たときには二つ返事でやろうと決めていた。ホールのキャパは200人。ひょっとすると入りきらんかも知れんと思ったのと、10〜20代の頃演劇の世界に足を突っ込んでいて、赤テントの状況劇場公演などを経験していたからか、即座に思いついたのは「半分、桟敷にしよう」だった。詰め込みが利く。

ドサまわりのテント劇と憂歌団のイメージが私の中ではピッタリと重なっていたのかも知れない。

多少面くらい気味なお客さんに入口で靴を入れるビニール袋を配りながら、いざ開演・・・シビレタ!今の出で立ちと雰囲気がちがって、当時の勘太郎は確か多少ぼさぼさの長めの髪にサングラスって感じだったような気がする。

カルピスのビンだったとか聞くが、唸るようなボトルネックのギターはそれまでラジオやレコードで聴いていた憂歌団の音楽を根底から覆すような強烈な印象だった。「こんな人が居るんだ」

ライブ終了後、憂歌団の面々と一緒に飲んだんだけど、ライブの印象ばかりが強烈で飲んだときのことはよく覚えていない(当時は若かったから、決して酩酊していたわけではない(苦笑))


その後、憂歌団は突然の解散となり、勘太郎は沖縄へ移り住む。発心コンサートを初め市内のライブで内田勘太郎として会うようになったのは最近のことだ。

2002年、発心コンサートで「内田勘太郎トリオ」として沖縄からベース・パーカッションとともにやってきて、そのパワフルな演奏でまた存在感を新たにした勘太郎は、以来毎年久留米を訪れてくれるようになった。風体は変わっても、勘太郎のギターはあの頃と少しも変わらない。私よりひとつ年上なのに若く見せる(笑)?勘太郎はそれからときどき一緒に飲む機会が出来、ステージ上の伝説だけではなく、少しだけ身近な存在になった。

今度も何とか都合をつけて行きたいなあ。

TARZAN SOUND SYSTEM
http://www.tarzan-sound.com/
発心コンサート
http://www.tarzan-sound.com/hossin/index.html
内田勘太郎オフィシャルサイト
http://www5e.biglobe.ne.jp/~k-funk/
憂歌団
http://www.listen.co.jp/xtpart1000246.jsp
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