はやぶさ
日本の小惑星探査機「はやぶさ」の通信系がどうやら復活した模様。

この超遠隔通信の技術的なことには、トンとついていけないが32bpsちゃあ、どんな数字なんだろう。10数年前やっとの思いで生まれて初めてダイヤルアップでインターネットに繋げたときも確か既に2400bps位はあったと思うのだが。
JAXA 3/7 記者発表 「はやぶさ」探査機の状況について
2月25日には低利得アンテナを介して8bpsの速度ではありながらもテレメトリデータが復調され、3月1日には距離計測が実施できました。また、3月4日には、中利得アンテナにて、32bpsの速度でテレメトリデータが取得されるまでに好転しました。3月6日には、得られた距離計測データとドップラ情報をもとに、「はやぶさ」探査機の軌道が決定でき、正確な探査機の位置・速度が3ヶ月ぶりに推定できました。
「はやぶさ」は現在、イトカワから(概ねイトカワの進行方向に)約13,000kmの距離にあり、相対速度毎秒約3mで飛行しています。現在の探査機の太陽からの距離は約1億9千万km、地球からの距離は約3億3千万kmです。
それはそうと、何となく愛着が湧くシルエットだなあと思っていたら、はやぶさはMacの古典的スクリーンセーバー「フライングトースター」に似ているんだ。

それから公募されていたはやぶさのイトカワ着陸点名は「はやぶさポイント」に決まったらしい。応募総数2146件のうち一番多かったんだとか。
JAXA(宇宙航空研究開発機構):今日の「はやぶさ」
[http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml]

記者会見もだんだんニヒルになってきている気がする。
■ 松浦晋也のL/D 3/7の記者会見
Q :12月に『重病人が手紙を出すためにポストに行くようなもの』と言っていましたが、ポストにいけるようになりましたか/(毎日新聞)
A : より重症になっているが、杖のつきかたはうまくなっているのかも知れませんね/(川口プロマネ)
はやぶさ担当記者としての長い付き合いが、思わず云わせた質問か?
Q : 喜びの声を聞きたいです。1月23日のビーコン取得と、テレメが取れたという時/(週刊ポスト)
A : 信じられなかった。予想よりもずっと強い電波で入感してきたから。運用担当者も「本当かどうか分からないので、地上のアンテナを振って、本当にはやぶさの方向から来ている電波なのか確認してみた」と報告してきた。当日は半信半疑、翌日再度確認して、電子メール交換で全員歓喜した。

まだまだ復活への道のりは始まったばかり。アメリカの惑星探査機の順調な情報を悔しい思いで横目で見ながら、それでも、この「はやぶさ」から目が離せないでいる。


過去記事:がんばれ、はやぶさ!祈ってるゾ
[http://www.kurumejin.jp/archives/50130303.html]
過去記事:3億キロ彼方からの帰還
[http://www.kurumejin.jp/archives/50114177.html]

JAXA(宇宙航空研究開発機構):「はやぶさ」ミッションの概要
[http://www.jaxa.jp/news_topics/vision_missions/solar/pages/hayabusa3_j.html]
松浦晋也のL/D
[http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/]


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