明善高校芸術鑑賞会29日火曜日、午後から明善高校芸術鑑賞会として映画 [Watch with Me〜卒業写真〜]の上映が市民会館で行われた。

「こんにちは」「こんにちは」どの子もよく挨拶をする。支援する会のパンフを手に全校生徒960名と先生方が入場する。上映に先立ち、瀬木直貴監督が舞台挨拶に立った。

監督の舞台挨拶は生徒には知らされていなかったらしく「瀬木直貴監督です」のアナウンスに歓声が起こり、大きな拍手で迎えられた。

この日の舞台挨拶はMCとの掛け合いだったが、先日の祐誠高校上映会の時と同じく、死があと3週間とせまったとき残された生をどう捉え、どう過ごすのかというメッセージを高校生に投げかけていく。

明善高校芸術鑑賞会映画の中で中学校時代のヒロインを演じた高木古都ちゃんも、今年から高校1年生だ。同世代の彼らの若い感性はこの映画をどう捉えるだろうか。

会場の中では「死んでんよかけん、写真ば!」という劇中の上野和馬のセリフを真似ている子もいた。何処かで既にこの映画を観ている子たちもかなりいるのだろう。しかし、2度目、3度目になればきっとまた違った見え方もしてくるものだ。

おもえば、この映画の製作発表会のときには同校管弦楽部の演奏を御願いした。あれからほぼ1年、その時演奏してくれた子たちも2,3年生として今日、この会場に来ているはずだ。彼らの感想をぜひ聞かせていただきたいな。

過去記事:映画「卒業写真」製作発表会の一夜
[http://www.seagullsblog.jp/archives/50268072.html]
福岡県立明善高等学校公式サイト
[http://meizen.fku.ed.jp/]


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