kings cross
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「これは、現実のことなのですか?それとも、全部、僕の頭の中で起こっていることなのですか?」

・・・・・ 「もちろん、君の頭の中で起こっていることじゃよ、ハリー。しかし、だからと言って、それが現実ではないと、言えるじゃろうか?」



8年に渡った「ハリポタ」を読み終えた。

冒頭の会話は第7巻35章の「Kings Cross」に記された文章だ。わたし的な感想だが、7巻を通して一番しっくりくる言葉に思える。もちろん全ての言葉を覚えているわけではないし、物語の根幹を照らす章は他にある。最終章でもない。

しかし、映画にしろ本にしろフィクションであろうと無かろうと「物語」の持つ魅力の世界に溶け込む人間の心を言い表しているようで興味深い。

人間はそれぞれの夢を形に変え、現実のものとなるように望み、あるいは努力する。その力の源は「想像力」に他ならない。現実の世界に広がる生活や科学や様々なものは、たくさんの誰かの「想像力」によってもたらされたものだ。

「想像力」が世界を創造する。・・・John Lennonは、それを「IMAGINE」といって曲にした。

この壮大なファンタジーが、ずっと後にピーターパンや不思議の国のアリスのように語り継がれていく物語になるのかどうかは、わからない。

J.K.Rowlingの類希な「想像力」によってもたらされたこのファンタジーは、いつか世界に新しい「創造」をもたらすのかな。


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