七隈トンビ

七隈トンビ
　七隈空飛ぶ　トンビが言うた
　今年しゃ　福大の勝年だ
　きっと勝って頂だいと
　可愛いあの娘がいうてくれた
　何で負けらりょ　負けられましょか
　七隈原頭で鍛えた腕だ


　NANAKUMTONBI © Fukuoka University
　


地元福岡へ進学した息子の入学式に行った。

今は都市高速や地下鉄が繋がっていて、久留米から30分で行ける。近い。

60万m2の敷地に2万人の学生が集うマンモス大学。今年の入学者は4,507人とか。第2記念会堂という学内随一のデカイ建物に、約8,000人が出席しての入学式。こんなにたくさんの人間を一堂に見ることも滅多にないな。

今年で創立75周年という福岡大学は、歴史あるバンカラな校風を感じるが、それでも2階から見渡す新入生の頭は半分くらいが黒ではない。まあ、これだけたくさん居ればそれなりに(笑)

大学のすぐ前で、本屋を営んでいる「金修堂書店」に小学校時代の同級生が居る。大学へ教科書などを収めている伝統ある本屋さんらしい。こないだの同窓会以来の再会だった。

最近の学生はちゃんと注文した本は取りに来るようで真面目になった印象を感じるとか。昔はそうでもなかったらしい。もっとも、当時の学生は貧乏を絵に描いたような輩が多く、来たくてもカネが足りなかったってこともあったんだろうと。

少しの時間の立ち話だったが、学生を長く見続けてきた彼の優しい眼差しを感じる。息子をよろしく、と挨拶してわかれた。

大学近くの寮住まいを決めた息子の引越も前日までに終わっていて、いつものように「がんばれよ」とだけ云って福岡を後にする。4年間は短い。私は経験することがなかった生活だが、これからは自分の生活の一部始終も自分で決めてやることになる。充分に楽しみ、そして将来への礎を築いていけばいい。

今日の夕食からはカミサンと二人。賑やかだった食卓は静かになった(苦笑)
まずは自己紹介でもして、お互いの趣味を聞くところから始めんといかんかも？(爆)


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