SMplayers 大学も3年になって既に野球部を引退した息子だが、レクレーション的なスポーツとして野球に関わりたい気持ちは強いようで、今は秋に行われる学部対抗のソフトボールの準備に余念がない。

「SM Players」理学部応用数学科 [Science & Mathematics] のチームでTシャツまで作る懲りよう(苦笑) 一人1,000円ずつの費用を自分で集め、Tシャツ制作を頼んできた。こういうことは動きが早い。週末から始まるトーナメントに間に合うように段取り。

周りは既に就活モードに突入で、息子もあれこれと自分で将来の道を探っている。大学入学の時には、あわよくばプロ野球、そうでなければ高校の数学の教師になり、かつ子どもたちに野球を教える立場になりたいと宣っていたが、若者の夢は変遷する。

現代の学生らしく、現実の厳しさも何となく感じてはいるのだろう、一般企業なども視野に入れてあれこれ考えているらしい。

昨日、完成したTシャツを引き取りに来たとき、母親がなにげに聞いてみると警察官や消防士も候補 に入っている様子。母親的には危険が伴う職業には就いて欲しくないことは、常々云っていたにも関わらず、だ。

「よりによって、何であんたが人のためにそげん危険な職業に就かんでも・・」

親ごころというか、母親のその言葉に息子が答える。

「何でん、人のためにするとが仕事やろうもん。学校の先生でっちゃ、子どものためにするもんやし、市民のためにするのが役所やし・・」

・・・!

面と向かってそんなことを教えた記憶はないが、息子よ、お前の人生や社会の捉え方は正しい。
・・・子どもって、知らぬ間に成長するものですね。


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