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この2冊の本、孫に読ませようと思って実はずいぶん前に買っていたんだが、すっかり忘れていた。ふと思い出して初めてページをめくってみた。

中身はひらがなとカタカナだけの絵本。本当に小さい子でも読めるようになっている。

一体どうやって説明されているのか、興味津々だったけど非常にあっさりと二つの理論の不思議なところをいくつか示してある。感想は・・ふ〜ん、こんなふうに書くんだ・・という感じで、いわゆる大人がこの本を見たところで、何をどう理解するという類いのものでもない。

そもそも、この世は縦、横、高さがはっきりと見えるニュートン力学で出来ていると思っているのが一般人の感覚で、光が曲がるだの時計が遅れるだの、1+1=2かも知れないし、0かも知れないけど確率だけはわかるだの云われても「?」な感覚は増すばかりでさっぱり要領を得ないのが、この二つの理論だ。

もちろん対象にしているのが、宇宙などという大きさすら想像できない世界であったり、量子に至っては、どんなに高性能の顕微鏡が現れても決して見ることができないようなミクロの素粒子の理論だから、僕らに見える範囲の世界とはまるでジョーシキが違う。

しかしながら、現代物理学はこの全てを解明できていないにも関わらず、すでに一般社会では、正確なGPSなど、この理論が使われている。もう既に先行ワクチン接種の案内が来ているわたしだが、ひょっとしたら、ボケる前に量子コンピュータにお目にかかれるかも知れない。

見えないけれど、わからないけど本当はそうなんだってのは、数学的にはあまり理解できなくても哲学的には理解できる。まるで人間、人間社会と同じだね。

「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを云う」と宣ったアインシュタイン。そう、わたしはまだ何も知らないと思い続けることが大事だね・・・いったい何が書きたかったのか>わたし(爆)

さて、お孫ちゃんたちは、この本を見て何を思うかな。



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