FACTFULNESS:Hans Rosling[2018]。
昨年、本屋で欠品だったがようやく入荷、購入できた。この本はAmazonではなく、本屋で買おうと決めていたので。
著者のハンス・ロスリングは、スウェーデンの医師、公衆衛生学者。この本は大雑把に云うと、現代世界の見方がほとんど間違っていると云うことを正確な統計データをもとに示したものだ。本の冒頭で彼が出す13のシンプルなクイズがあり、やってみたんだがなんと3問しか正解できなかった(汗)
普段からメディアから流れるニュースに対する疑問は常に持ち、本当は間違った見方が多いと思っている自負はあるはずの自分だったが、やれやれ・・だ。人間、それでも結構なバイアスがかかるものだなと改めて思った。
本にも出てくるが、彼が行なった講演のいくつかが、TED Ideas worth spreadingのサイトにアップされていて、講演で彼が使うバブルチャートを動画で見ることが出来る。こっちも面白い。
子供が小さい頃、ママはなんでパパと結婚したの?と聞いたことがある。それに対するカミさんの答えは「パパはなんでも知っているからよ」だった。
最近TVでよくあるクイズ番組を見ると、昔はすんなり答えられたはずの問題に答えられなくなっていることに気づくことが多い。トシだな、とも思うけど・・・何も知らないと云うことを知っている、と思ってガンバリます(苦笑)