くるめで子育て

ぬりかべ

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「なっちゃん、これなあに?」
「ぬりかべ」

初孫の可愛い芸術家は
今年 1年生

第46回明善高校管弦楽部定期演奏会

*slide show, PC-mode only *スライドはPCモードオンリーです。悪しからず。

日曜日、明善の定演に出かけていった。今年は、永く明善オケ部の指導を続けてこられた隈丸先生のラストイヤー。娘が卒業して、もう10年以上の時が流れている。当たり前だが、満員でごった返すロビーには知り合いらしき保護者はほとんど見当たらない(苦笑)

明善の公式サイト撮影のためのカメラをセットして本番に臨む。永く・・と書いたが、明善オケ部の歴史46年間のうち、隈丸先生がオケ部の指導に就かれてから、34年の年月が経つ。転勤で途中7年間、久留米高校の指導に当たった期間をのぞいて、実質27年間、オケ部のタクトを振りつづけてこられた。

まさにオケ部の母。表彰されてもいいんぢゃないか?と思うよ。ファインダー越しに見る先生は実に若々しく、エネルギッシュで、とても定年などとは想像もつかない。年齢不詳?(苦笑) 講師として後数年、指導されるんじゃないかと思っていたが、どうやら今年でその長きにわたった指導者生活にピリオドを打たれるようだ。

カテゴリー的には文系クラブとなる管弦楽部だが、放課後だけではなく、朝練に昼休みの自主練と、体育系クラブよりもハードな部活。先生も同じ時間で指導に就く。定演前ともなればさらにハードに。

トップクラスの進学校である明善で、この部活に打ち込む生徒たちの情熱は半端ではない。そしてそれは部員である生徒自身を強くする。この部活はまさに「文武両道」の「武」なのだ。

明善高校管弦楽部定期演奏会のスタートとなる昭和47年の第1回目も、その4年前、同校に初めて管弦楽の響きをもたらした昭和43年の卒業生高校生合同第一回演奏会でも演奏された曲は、Franz Peter Schubertの「未完成」[Symphony No.8 in B minor "Unfinished]

静かに置かれたタクトは、新しい指導者となる先生が握るのだろう。中村八大、本間四郎が闊歩した昭和40年代に端を発する、この実に明善らしい管弦楽部が今後も伝統を育み続けるよう期待したい。

そう、常に「未完成」であり続けることが、進歩の前提なのだから。

隈丸先生、ほんとうに、ほんとうに、お疲れさまでした。

明善高校管弦楽部 [meizen.fku.ed.jp/life/orchestra]
明善高校管弦楽部の歴史 [meizen.fku.ed.jp/life/orchestra2]


あいかわアンビシャス広場観劇会





ゆきち

今年も、くるめ市民劇団「ほとめき倶楽部」による観劇会が行われました。

今年の演目は「ゆきち」。小泉八雲の「雪女」のその後を描いたお話。

「雪女」の紙芝居の後、そのまま役者が登場する演劇バージョンに。公演に先立って、今回の紙芝居の語り部をつとめた中村勉也さんから、小泉八雲のお話がありました。ラフカディオ・ハーン、その人の生い立ち・・・子どもたちにはちょっと難しかったかも?だけど、真剣な面持ちで聞いてくれました。

あいかわの観劇会は、2002年の広場立ち上げ当初から続けている事業だけど、2009年「ほとめき倶楽部」の旗揚げ以降は、ずっと同劇団にお願いしている。振り返ってみるともう、9年続いてる。

あいかわアンビシャス広場は、昨年から新会長の若いお父さんがはりきって切り盛りしてくれています。バトンタッチするまでの15年間、我ながら良く続けて来れたと思います。そしてずっとつきあってくれたスタッフのSさんにも、あらためて感謝。もう、子どもたちはとっくに社会人になっているのにね(笑)

でもおかげで、伝統の礎は創れたのかもしれない・・・さ、また新しいこと、がんばんなくっちゃね。



あいかわアンビシャス広場 Archives [seagulls.co.jp/standbyme]
久留米の演劇情報誌:Actor's Cafe [actorscafe.jp]

2015年の日記(8)観劇会

観劇会 あいかわアンビシャス広場での観劇会。

毎年、くるめ市民劇団「ほとめき倶楽部」による民話芝居を続けている。今回も約60人くらいの子どもたちが集まった。

さて、来年はやれるかなぁ..

久留米のおとなとこどものつどい

久留米のおとなとこどものつどい 今年の夏の水の祭典のときに、企業や自治会、様々な参加団体に混じって「PTA」という参加チームがいた。

牟田山中学校。まつりの参加団体としては、PTAというのはとても珍しい。

長年まつりの裏方をやっているが、初めて聞いたような気もする。

ちらりと見たスローガンからは、子どもとケータイ・スマホのかかわり合いについての問題提議、注意喚起らしいことは容易に想像がついた。

大勢の参加者、観客が集まるまつりの場はいいアピールになっただろうか。

子どもたちが既に社会人となっているわが家では、周りはどうあれ高校まではケータイを持たせなかったものだが、もはやそんなことでは問題解決にはならない時代。

現役のお父さんお母さんにとっては、最も大きな心配の種だろうなあ。最近じゃしばしば、オトナ社会でも「バカじゃね?」と思うようなスマホ依存の連中に出くわす時代だからね。

このイベントは、現役中学生、PTA、バンド、保健所、地元劇団などがそれぞれの立場から意見を云い、またパフォーマンスを行うもの。容易にいじめの構造に転落してしまう子どもたち。気になる方はどうぞご参加を。



日時/2015年10月11日(日) 13:30開場 14:00開演
会場/久留米市民会館大ホール
お問い合わせ/久留米市小中学校PTA連絡協議会 TEL.0942-30-9748
入場無料

Dr.BUNBUN 子ども医学部 募集開始!

Dr.BUNBUN
今年も、子どものための体験・まなび型イベント「Dr.BUNBUN:ドクターブンブン」が開催されます。本日から子ども医学部の募集も開始です。各小中学校へは本日、募集用紙が配布されますが、ウェブサイトから直接、応募可能です。

Dr.BUNBUN公式ウェブサイト [http://drbunbun.jp]

子ども医学部は昨年より教室数を増やして全部で20教室。さらに今年は子育て中の大人向け講座も開設されます。応募は9月末まで。多い時は抽選になりますが、当日枠も多少あるので、みなさまぜひ会場へお越しください。

子どもにはたまらない、そしてきっと役に立つ楽しいおしごと体験など、今年も盛りだくさんメニューです。詳細は公式サイトをぜひご覧ください。

Dr.BUNBUN[ドクターブンブン]子ども医学部



11月17日(日)、おそらく全国でも類を見ないだろう初めてのイベントが行われた。
Dr.BUNBUN[ドクターブンブン]子ども医学部。

ある商店主の感想「こげな大勢の子どもば、久しぶりに見た」

ご苦労いただいた皆さん、先生方、大変ありがとうございました。このベントについてここではあまり多くは語りません。まもなく更新するオフィシャルサイトをご覧ください。たぶん、まもなく、です(苦笑)

Dr.BUNBUN [ www.drbunbun.jp ]

あいかわアンビシャス広場

私の子どもはとっくに小学校は卒業しているけど、数年前に立ち揚げた「あいかわアンビシャス広場」はそのまま引き続き御世話をすることになり、いまだに小学校とも関係は続いている。たまには子供達のパソコンのゲストティーチャー役も廻ってくるし。

あいかわアンビシャス広場
http://seagulls.co.jp/aikawa/

アンビシャス広場は県が旗振りをしている福岡独自の事業だが、要するに地域の教育力をもっと活かして、子供達の居場所を創ろうという事業だ。但し、広場の開所から数年間は予算措置があるが、その後はそれぞれの広場で独自に活動を続けなければならない。要するに最初は力を貸すけど、あとは地域で勝手にやってよねって事になるわけだけど、なんだかなあ。

基本的には昔どの子も漏れなく参加していた「子供会」の作りなおし、とも云える。地域によって差があるだろうし、もちろん今でも地方、郡部の子供達はその多くが参加しているだろうと思う。田舎では地域社会がまだ力を持っているからだ。裏を返せばしがらみや干渉も多いって事なんだけどね。

しかし、都会とは云えない久留米でも中心部に行くほど、この子供会の組織は崩壊し、たぶん実数の半分も参加していない。子どもが行きたがらないのではなく、御世話をする係の親が敬遠してしまうからなんだ。子どもを参加させると自分にも役が廻ってくるってことだね。それを極端に嫌う。

「親はなくとも子は育つ」とはいうけど、それがすべてではない。はき違えちゃいかん。子どもは体験することでいろんな事を学ぶ。近所のお兄さんやお姉さんであったり、おじいちゃんやおばあちゃんであったり、また年下の子であったり、そんないろんな人がいる環境で揉まれれば、それが体験となって子は育つ。学校の中でいつも同じ同級生とだけ遊んでいても、まともには育たない。

子どもの時に必要な時間は社会に出るためのシミュレーションだ。悪さをして怒られたり、小さな怪我をしたり、ケンカして泣いたり・・・そんな様々な体験は子どもがいつか社会にデビューするときのための大切なシミュレーションなんだ。

最近はろくでもないガキが多い。子どものせいではなく、怒らない、怒れない親の責任だけど「知らない人に声を掛けられたら、走って逃げなければならない」世の中だ。子どもを見守る地域も崩壊している。

悪さをするよその子を下手に怒るとバカな親がケンカを売って来かねない。そんなことに巻き込まれるくらいなら見て見ぬ振りを決め込んだ方がまし。卵と鶏ではないけど親も地域もどちらからともなく、いつの間にかそんな地域になっていった。

アンビシャス広場が本当にその代わりになるかどうかわからないけど、少なくとも子供達に必要なシミュレーションのひとつには成り得るだろう。

PTAに最初請われたときには、まさか子どもの卒業後までやるハメになるとは思っていなかったけど、まあ、学校と地域への恩返しってことで出来ることを続けようと思っている。
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